yanokazusaジュエリー作家  ・ GIA.G.G.* 矢野 科豆沙 ( Kazusa Yano )

素材の美しさを追求し、シンプルな中にも存在感のある作品作りを目指しています。

* GIA.GGとは、宝石鑑定士の資格として世界で最も広く受け入れられています。

GIA.G.G.について詳しく

GIA公式ウェブサイトより引用

GIA.GGとは

包括的な宝石学(ジェモロジー)のスペシャリストとしての訓練を受け、宝石の知識、ビジネスのノウハウ、グレーディング・鑑別技術、そして倫理を兼ね備えて修得した方に与えられる称号です。

現在の日本には宝石鑑定・鑑別の国家資格はありませんが、それに代わる資格、それも国際的に認めらたものがGGの称号です。 つまりGGとは、国内の枠にとらわれず、世界的に共通の価値観を持つプロフェッショナルの証なのです。

このGGディプロマ(GIA宝石学修了証書)を獲得することにより、世界のプロフェッショナル達と同じ教育を受けた自信と誇りが、更なるステップアップのきっかけとなるでしょう。

略歴

1995年大学に通いながら、宝石鑑定士の勉強を始める。
1998年GIA.G.G取得。同年11月 ジュエリー工房ヴィジェ入社。
1999年作りの勉強をしながらダイヤの仕入れを担当。
2004年何通りにも楽しめるマカロニペンダントトップを発表。
2005年マカロニトップシリーズのバリエーションを増やし、人気を得る。新しいモチーフにも挑戦。
2011年結婚を機に静岡県浜松市天竜区熊の田舎に移る。
2012年中山間地域と都市部の交流を促進しようとジュエリー教室や個展など活動の幅を広げる。
現在ヴィジェのメンバーとして、浜松の中山間地域活性化を担うジュエリー作家として活動している。

得意な技法

線を使った表現

植物のツルや葉、水、など自然の美しいラインを形にしています。

しばり

0.35ミリの丸線で真珠などをつないでいく技法です。

好きなテーマ

あこや真珠のケシ珠が好きです。養殖過程で偶然にできる直径2ミリ~3ミリほどの核が入っていない真珠で、つやつやしていてとてもきれいです。

特別なときだけではなく、普段の生活に彩りを添えられるようなジュエリーを心がけています。お気に入りのものを身に着けてのお出かけは心弾むものです。みなさんに日常でもジュエリーを楽しんでいただきたいです。

動機

ジュエリー工房ヴィジェは父が経営しているので、小さい頃からジュエリーは見せてもらっていてきれいだな~と思っていました。

進路を決めるときに会社に入って仕事をするというイメージができなくて、それよりも自分で作って目の前で出来上がっていくものがいいと思ってこの道を選びました。

大変なこと・難しいこと

  • 宝石の扱い。傷つけたり割れたりしないよう気を配るのが大変です。

  • オーダー・リフォームでお客様のご希望に合わせたジュエリーを提案すること。

  • デザイン、予算、どんなときに身に着けるのかなど色んなことを考えます。楽しいですが、難しいです。

嬉しいこと・楽しいこと

  • 完成したとき。

  • 納品するときも嬉しいのですが、そのあとお客様にお会いして、実際に自分が作ったジュエリーを身に着けてくださっているのを見ると、とても嬉しいです。

  • みなさん「とても気に入って着けてるの」と声をかけてくださいます。よかった~と思う瞬間です。

現在の活動

2011年6月にご縁のあった浜松市天竜区の熊という山あいの田舎へ移住しました。豊かな山と清流、そして地域の人たちのあたたかい人柄にも心ひかれる素敵なところです。

これまでの作家活動に加え、中山間地域と都市部の交流を促進にするため、ジュエリー教室や個展など地域のみなさんと連携して取り組んでいます。

楽しいイベントをみなさんと一緒に企画したり、心が豊かになるひとときをご一緒できたら、みんなの輪を広げられたらと願っています。

3wayの使い方が楽しめるマカロニペンダントトップ 2005年1月制作

3wayの使い方が楽しめるマカロニペンダントトップ(2005年1月制作)